今日は、多田小学校９８名、多田東小学校１２０名の卒業式が行われました。ほとんどの子どもたちが４月から多田中学校入学です。児童から生徒へと名称も変わります。中一ギャップという言葉があり、さも大きなギャップ（段差）が存在しているようなマイナスイメージを抱かせます。小学校と中学校が全く同じものではないことは自明です。その差をギャップ（段差）と呼ぶのか、一歩上への階段を上がる、ステップアップとして捉えるのかは、自分の身に降りかかる、降りかかるかもしれない事象を「なぜ、どうして」と他力に任せるか、「何のために」と自力で切り開くか、そのくらいの差があるように感じます。中学へ入学するとは、平たんな道を歩き続けることではなく、一歩上の道を歩むということです。常に上り続けるわけではありません。時に振り返り、立ち止まることも必要です。

　「階段には　踊り場がある」