次年度の生徒会選挙が始まり、今日から選挙運動期間となりました。職員室前廊下には各候補者の選挙ポスターが掲示してあります。会長、総務(男女)、風紀部長、図書部長、学習部長、整美部長、保健部長、放送部長、すべてに立候補者が出そろいました。12月9日(金)が立会演説会・投票になります。それまでの間、立候補者は朝の校門での呼びかけ、昼の放送、終学活での教師室訪問と選挙運動を続けます。
生徒会は小さな民主主義です。私たちの社会は民主主義で成り立っていて国民一人一人が大切にされるものですが、物質的豊かさの下で、ややもすると自分が周りからしてもらって当然という権利の主張だけになっている現状があります。権利の前に義務を履行することが前提であることを忘れてしまっているようです。ルソー、モンテスキューの文章の中に民主主義で自分の権利や都合ばかりを主張する人が増えてくると国家が滅びてしまうとあります。民主主義国家を維持するための基本原理は「献身」であるとも書かれています。
「~の一員」という自覚が必要です。 ①家族 ②学校 ③地域 ④市民 ⑤県民 ⑥国民・・・⑦人類
私たちは①~⑦のどこまで自分で自覚した行動「献身」ができるでしょうか?
まずは家族のために自分にできることから始め、②の多田中であなたは何ができるのか、考え実践することです。すでに立候補した人たちはやり始めています。
「自分が誰かの役に立っている 生まれてきた一つの意味」