2年生道徳の公開授業が行われました。先週の「国際理解」”世界がもし40人だけで構成されていたら”に続くもので、今回は”世界人権宣言を考えよう”です。グループで自分たちなら、どんな権利が欲しいのか、その理由と共に考え、発表しました。
「知る」とはゼロから自分で考えて知ることをいうのであって、そうして知りえたことを「知識」と呼びます。一方で詰め込み教育として批判された”知識偏重”の「知識」は外から与えられなければ知ることのできないもの、外から与えられることで知っているような気になっていることで、これらは「情報」の類だということです。
「道徳」の授業で大切なことは、一定の決まった答えを与えられ、知ることでなく、自分がどう考えるのか、そして考えたことをどう実行につなげていくのか、道徳的実践が目標です。知り、考えても何一つ行動に移せなければ「机上の空論」「頭だけの道徳」に終わります。言葉に出して表現するだけでも本当に難しい実践です。
百聞は一見に如かず 百見は一考に如かず 百考は一行に如かず 百行は一果に如かず
聞いて 見て 考え 行動し 最後に結果を出す。
「知ることより 考えること」