「これ何?、何の虫!」「こんなん見つけた!」学校で最近よく聞かれます。子どもたちは身の回りの世界を楽しそうに毎日観察中です。日々新たな発見をすると誰かに伝えたくて、それが何か知りたくて、身近なおとなに聞いていきます。お家でも「これ何?」「これ見て!」「すごいでしょ!」という会話があったのではないでしょうか。学校では先生がその対象です。うれしい限りです。
今日もありました。20分休み「卵見つけた!」「そこ!」「どこ?」と教えてもらいました。
ここです。矢印のところです。大人の目線からは絶対見ないところです。見ようとしないと見えない場所です。そこを見る観察力。子どもの意欲は本当にすごい。そこに穴があることは多くの人が知っていても、その中に卵があることを見つけ出す観察力は誰にでもあるものではありません。いつまでも大切にしたい力です。
一緒に観察です。排水パイプの中に何か卵のような塊が4つ。「なんのたまご?」と聞かれてもわかりません。何でしょう?トカゲでもなさそうだし。誰か教えてください。と書いていると校務員の平井さんが「多田東のなかまたちがいる」と教えてくれました。おとなにも鋭い観察力の持ち主もいるのでした。
グランド横で見つけたスズメガに形は似ていますが、なかなかいい色です。クリームソーダのようですが、周りの緑の中に入れば保護色です。誰か知りませんか?この幼虫は何でしょう?教えてください。