昨日の夕方、「教頭先生!!」と二人の先生から呼ばれました。「なに?」と思いながらその場へ行くと手に何かを持っています。大きなトンボです。大きいといえば、ヤンマではないかと思いましたが、『オニヤンマ』にすればちょっと小さいので、調べてみようということになりました。
先月時々出てきた『ヤブヤンマ』にも似ていますが、ちょっと違います。こんなときに身近にトンボ図鑑で探すのがいいのですが持っていないので、インターネットの活用です。「ヤンマの仲間」で検索です。しかし、よくわかりません。そんな時は、このトンボの特徴をもう一度見ることです。
上から見るとウエストが細いことに気づきました。再検索です。「ヤンマ 細い」と入力し、enterを押すとわかりました。その名は『コシボソヤンマ』。やっぱり見たまんまです。生き物の名前は、これまで生きてきた人がその生き物の特徴を端的に示しているものが多いようです。ということは、生物を調べるときには、見た目の特徴をよく観察することが大事になってきます。その特徴をキーワードに調べていくと知りたいことにたどりつくという調べ学習のコツです。
ところで、この『コシボソヤンマ』は階段状になったある教室で発見されました。この教室にはなぜかトンボの仲間がよく出現します。もしかするとその教室の先生と子どもたちにトンボたちは引き寄せられているのかもしれません。