ドングリが大好きな子どもが空き缶の中にたくさんドングリを集めていました。その中に小さな茶色いかわいい虫がいることにドングリを見ていたみんなで気づきました。早速調査開始です。
インターネット調査はとても便利です。写真そのものの検索を行うこともできますが、近い仲間の名前とその生物の特徴を並べて書いて画像検索すると、似たような写真が出てきます。
「ゾウムシ 長い口」で検索すると、出てくるのが「ツバキシギゾウムシ」でした。そっくりです。でも口の長さが長すぎるので、「シギゾウムシ」で再検索です。すると、「クリシギゾウムシ」「コナラシギゾウムシ」「クヌギシギゾウムシ」の写真が出てきます。みんなそっくりです・・・。とここまでです。『シギゾウムシ』の仲間で「クリ」か「コナラ」か「クヌギ」か・・・それが問題ですが、どれも学校のすぐそばにある樹木です。生き物の多様性には驚きです。ちなみにどの『シギゾウムシ』もドングリ(クリ)に長い口で穴をあけてその中に卵を産みます。そう、クリを食べたときに出てくるあの『クリ虫』のおとながこの『シギゾウムシ』の仲間だったのでした。さあ、クリを食べる楽しみが一つ増えました。