先日行われた陸上の大会での受賞者に、表彰伝達を代読にて行いました。
最後に私から全校生にメッセージです。
【思いやり算】
「+(たす)」は 助ける
「-(ひく)」は 引き受ける
「×(かける)」は 声をかける
「÷(わる)」は わけあう
数年前に、流れていた広告です。当時、映像とともに流れていたこのメッセージは、私の心に残りました。このメッセージには続きがあります。
「それは、人を笑顔にする算数 『思いやり算』」「ほら、優しいでしょ。」
子どもたちはいずれ成長し、大きな社会の中で生きていくことになります。
社会の中で、たくさんの人と出会い、助け合い、時には競い合いながら生活をします。 今、子どもたちが生活している「学校」は社会に出る前の準備の期間です。一人一人がこの「思いやり算」を心に刻むことによって、みんなが生活しやすい学校に、そして社会になるのではないでしょうか。
「思いやり算」は四則計算のように、【「×」や「÷」は「+」や「-」より先に計算する】といった決まりはありません。「心がける(×)」より先に「助ける(+)」を実践してもいいのです。
周りの大切な人たちのために、そして何より自分自身のために・・・この「思いやり算」を実践してほしいと思います。