第27回子ども議会が川西市役所本会議場で開催されました。
本校からは6年生の女子児童が代表として参加しました。
議員入場です。
中学校区ごとに分かれ、それぞれの学校で集約してきた意見をまとめたものを、今日の議会で質問します。
本校は、清和台小学校、けやき坂小学校、清和台中学校、川西養護学校児童生徒会の児童生徒会で構成される清和台中学校区のグループです。
清和台中学校区としての質問は2つ。「1 清和台中学校区にある空き家を、自学スペースとして活用することについて」「2 清和台にウォーキングやハイキングコースを設け、川西の魅力を発信していくことについて」
それぞれに回答をいただきました。
質問1「今、空き家は増加している。市としては空き家の持ち主に、住宅として適正に使用していただきたいと働きかけている。一方、提案された空き家の活用についてはこれまでも市内に活用例がある。ただ、この活用については、持ち主や周辺住民の理解を得られるかという問題がある。今回のこの意見をみなさんの協力を得ながら、活力ある町づくりに生かしたい。」
質問2「昨今、健康への意識が高まり、ウォーキングやハイキングに関心を持つ人が増えてきた。現在、市が発行するパンフレット等において、清和台地域のコースは紹介されていないが、今回提案された通り、たくさんの自然豊かな観光資源がある。次回、パンフレット等を改定する再には現地調査を行った上で、清和台地域の魅力を伝えていければと思う。その際には協力をお願いしたい。」
それを受けて、再質問です。「公民館や公民館の図書室をもっとたくさんの人に使ってもらえるように、開館時間をのばすこと。清和台地区で行われているウォークラリーのスタンプポイントにする等地域のイベントと共同しては」
これについては教育長から回答がありました。「現在、公民館は9:00~17:00までの開館の中で、たくさんの人が活用している。この時間の幅を広げることについては、公民館の行き帰りの安全確保や配置職員の勤務に関する予算の設定が必要になる。ただ、学習環境を整えることはとても大切なことと受け止めているので、みなさんの意見や利用状況をみて考えたい。そして、地域のイベントとの共同については、現在も、清和台の文化祭等地域の様々な行事に関わっている。提案されたウォークラリーについて、公民館をポイントにすることを地域の方々と相談していく。」
このように、7中学校区と公募グループが1つ、あわせて9グループがそれぞれ質問を終え、最後は記念撮影をしました。
今回参加した子どもたちは、川西市の住民として、これからの川西市を考える貴重な経験をすることができました。これで終わったということではなく、「みんなで作る川西市」という意識を持ち、これからも生活してほしいと思います。