今日の6年生は一足早く中学生気分。というのも3校時・4校時と、清和台中学校の理科の先生と英語の先生による出前授業があるからです。まず英語の授業。教科の先生は日本語を一切使わず、英語だけで授業を進めます。わからない言葉があっても、その動作やニュアンスでおおよそどんなことをすればいいのかが伝わってきます。不思議なものですね。スポーツの絵が描かれたカードをグループ内で取り合ったりする楽しい授業の中にも、より専門性の高い中学校の授業内容が感じられます。
理科室を使った理科の授業では示範実験が行われていました。前の机を囲んだ6年生はフラスコから上に吸い上げられた水溶液がピンク色に染まるの見て、一同「オオーッ!!」という歓声。教科の先生は「この実験を見て驚くだけでなく、なぜそうなるのかを考えるのが授業やで。」と深い言葉。小学校で培った基礎の力を、より専門的でより抽象的な内容の中学校での学びに活かしていかなければいけません。
でも6年生は大丈夫。学ぶ力、考える力、発信する力、協力する力…、小学校生活の学びの中で、それぞれ着実に力をつけていっていますからね。2ヶ月もすれば新しい制服に身を包んで、それぞれに新しい道をスタートします。これからも、学びのより円滑な接続を目指して、小中学校の連携を深めていきたいと思います。