今日の2校時は5年生の参観授業、「自然学校の報告会」です。1月10日~14日まで4泊5日の自然学校で経験したこと感じたことなどをそれぞれ発表します。1組は壁新聞形式、2組はPCを使ったプレゼン形式、と発表形式は違いましたが、部屋での生活やスキー学校、食事や反省会など、活動の一つ一つにスポットを当てる視点は同じ切り口でした。
「5年生は本当に成長したなあ」と感じたのがその発表内容。通常は「楽しかった」「スキーが滑れるようになった」などの発表が多いのですが、今年度の発表はもっと深いところを見つめた発表でした。4泊5日という長い宿泊とほとんどプライベートな時間・空間がないだけに、友だち同士トラブルが起こることはある意味やむを得ないこと。その課題をしっかり振り返り、しかも自然学校中に自分たちで工夫して協力し、トラブルの解決につなげたことなど、自分たちがぶつかった課題を正直に吐露し、その解決を発表できるのは、自分たちで問題解決する自治の力が育っている証拠です。
来年度、清和台南小学校を先頭に立って引っ張っていく5年生、今度は学校全体の課題をしっかり見つめ、それを解決していく自治の力を発揮してほしいと期待しています。