本校には、3本のアオギリの木があります。それぞれ、過去に6年生が広島へ修学旅行に行ったときに苗木をいただいて植えたものです。正式には「被爆アオギリ二世」というそうです。広島市のホームページにその説明が掲載されています。
被爆アオギリ二世の苗木
昭和20年(1945年)8月6日、爆心地から北東へ約1.3kmにあった旧広島逓信局の中庭で被爆したアオギリは、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続け、焦土の中で青々と芽を吹きました。
その後、被爆アオギリは昭和48年(1973年)に平和記念公園に移植されましたが“平和を愛する心”、“命あるものを大切にする心”を後世に継承するため、この被爆アオギリが実らせた種を発芽させて育て、成長した苗木を「被爆アオギリ二世」と名付けて配付しています。
(広島市ホームページより https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/138/7460.html)
2学期が始まると同時に6年生は平和学習に取り組み始めました。その取組の一つとして、アオギリの葉の形に切り抜いた画用紙を全校児童に配り、平和への願いなどを書いてもらって、広島の地「アオギリのお母さん」のもとに届けようと企画をしました。今日は、全校生に願いごとを書いてもらうために、6年生がグループに分かれて、各学級へ説明に出向きました。「Aogiri’s Dream アオギリのねがい」の読み聞かせをし、説明の最後に、「私たちがみんなの平和への願いを、『アオギリのお母さん』のもとに届けたいと思います。」と結びました。10月17日から一泊二日で、みんなの願いや思いを届けに広島へ修学旅行に行きます。これまでの学習が現地での豊かな学びにつながることを願っています。
今日の給食
牛乳 白飯
すまし汁
かつおのごまみそがらめ
きゅうりのあえもの