今日の午前中、学校に一本の電話がありました。本校生徒へのお礼の電話でした。
　５月２１日土曜日の午後、その女性の方は、伊丹市の方で、尼崎発川西バスターミナル行きのバスに伊丹から乗車されました。すると、座っていた女子中学生がその方に座席をゆずりました。その方は、バスに初めて乗車されたので、整理券をとることや運賃の払い方など、はっきりとわからなかったのですが、その中学生たちがていねいに教えてくれたそうです。『その女子中学生たちは、運動部の服装で、背中に「川西南」と書いてあり、モスグリーン色の短パンをはいていた』とのことから、名前まではわからなかったけれど、そのお家の方（バスに乗った方の娘さん？）が、学校に電話を入れてくださいました。
　その後学校で調べたところによると、当日女子バスケットボール部（２・３年生）が練習試合に行った帰りのバスの中での出来事でした。
　部活動の練習試合で技を磨き上達することはもちろん大事ですが、集団行動を身につける中で、学校外の社会に出た時に、まわりの人のことを考え、行動できることは、大人でもなかなかできない「人」としてすばらしいことです。