学校長の井村　明子でございます。昨年度にもまして、生徒の健やかな成長のために、尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年度は、生徒数３８４人、学級数は１学年３クラス、２学年４クラス、３学年４クラス、特別支援学級２クラスの計１３クラスでスタートいたしました。

本校は、昭和５４年の創立以来脈々と受け継がれてきた校訓「切磋琢磨」「創意労作」「心身健全」を心のよりどころとし、これまで多くの先輩たちのたゆまぬ努力と教職員の指導、支援、そして、保護者の皆様や地域の方々の温かいご支援、ご理解を賜り、開校以来素晴らしい伝統と校風を作り上げてきた学校です。 

生徒たちは、素直で朗らか、優しく、人の役に立ちたいという気持ちを持ち続け、規範意識が高く、様々な得意技をもつなどポテンシャルが高く、それがわが校の自慢です。こうした生徒のよさをさらに伸ばし、生徒のWell-beingの実現を図っていくことが全教職員の思いです。そのためには、私たち教職員は、自らの資質・能力を高め、組織として有機的につながり合って学校の教育力を高め、それを発揮させていくことが肝要です。教職員自身の学びたいという意欲を糧に、これを学校として推進するため、本校は、令和４年度５年度の２年間、川西市教育委員会指定研究事業を受諾しました。生徒の実態把握から課題生成、実践・改革の展開により、全教職員をあげて、挑戦する生徒－未来を切り拓く人づくりを学校創造で－を研究主題として研究・実践を積んでまいります。
　また、地域の子どもである本校生徒たちが、地域の一員としての自覚のもと、主体的な行動をとり、自律した人として育つために、地域の皆さまのご理解とご支援を賜りたいと存じます。学校、家庭、地域が協働し、生徒の未来を支援することが大切です。

今年度も、引き続き、新型コロナ感染症対策を講じながらの教育活動となりますが、保護者の皆様、地域の皆様、並びに学校関係等の皆様方には、本校生徒への温かなご支援と激励をいただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

　　                         　　　　　　　　　　校長　　井村　明子