今週の朝礼でも少し話をしましたが、6月23日は沖縄県では
「慰霊の日」ということで式典が行われていました。
コロナのおかげで、参列人数もほんの僅かに制限をされていま
した。
その中で、高校生の女生徒が平和に向けて自作の詩を朗読して
くれました。
以下に一部を紹介します。
「あなたがあの時」
・・・・( 略 )
あなたが声を上げて泣かなかったあの時
あなたの母はあなたを殺さずに済んだ
あなたは生き延びた
あなたが少女に白旗を持たせたあの時
彼女は真っ直ぐに旗を掲げた
少女は助かった
ありがとう
あなたがあの時
あの人を助けてくれたおかげで
私は今 ここにいる
あなたがあの時
前を見続けてくれたおかげで
この島は今 ここにある
あなたがあの時
勇気を振り絞って語ってくれたおかげで
私たちは 知った
永遠に解かれることのない戦争の呪いを
決して失われてはいけない平和の尊さを
ありがとう
「頭、気をつけてね」
外の光が私を包む
真っ暗闇のあの中で
あなたが見つめた希望の光
私は消さない 消させない
梅雨晴れの午後の光を感じながら
私は平和な世界を創造する
あなたがあの時
私を見つめたまっすぐな視線
未来に向けた穏やかな横顔を
私は忘れない
平和を求める仲間として
昨夜テレビを見ていると、沖縄戦で目の前で兄が殺され、
後を追おうとしたと話す91歳のおじいちゃんがいまし
た。お孫さんと「平和の礎」を訪れていました。
10代のお孫さんは
「おじいちゃんがそこで亡くなっていたら、私はいなか
ったよ」と答えていました。
命がつながっていく大切さを実感しました。
2000年(平成12年度)
修学旅行の取り組み
平和学習
令和元年6月5日
明峰中学校 第3学年一同
明峰中学校 「平和宣言」より 抜粋
一、思いやりの心をもって行動します
一、どんな小さなことでも感謝を忘れません
一、力ではなく話し合いで解決します
一、平和への一歩として仲間と家族を大切にします
一、今を強く自分らしく生きます