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2019/07/05

川西市外国語教育推進研修 公開研究授業

| by 校長
 本日午後、明峰中学校にて川西市外国語教育推進研修が行われ、昨年度から大学と連携した英語指導力向上事業を受講してきた本校英語科の教員が、研修内容を踏まえた公開授業をALT(外国語指導助手)とともに行い、市内小中学校教員やALTら約50名が参観されました。公開授業は3年生のクラスで行われ、単元は「日本の伝統文化を紹介しよう」、目標は「日本文化について原稿に頼らずに自分の言葉で相手に説明する」「写真や実物を使いながら聞き手を意識してスピーチする」「質問やその応答を即興でする」です。
 授業展開は、生徒の「主体的で対話的な深い学び」を目指す様々な工夫がされていました。初めの「Picture description」では、ペアでイラスト(招き猫や福笑い)を見た生徒が見ていない生徒に、英語で何かを説明し聞いて当てるゲーム。次の「2 minutes chat」では、ALTの「七夕について知りたい」という質問に、ペアで「一言でいえば何?」「いつ行われる?」「どんな日?」「何をするの?」という相手の質問に答え説明した後、「5 minutes writing」話した内容を5分間で文章に書いてまとめました。後半は「Topic speech about Japanese culture」、ペアで自分の紹介したい日本文化を相手にスピーチし(原稿は作っています)、質問し、最後に4人グループになって一人ずつイラストなどを使ってスピーチし、聞いた生徒がリアクションや質問を行いました。有志の生徒がみんなの前に出てスピーチする姿は堂々としていてとても立派でした。
 
 
 
 
 教室いっぱいの多くの先生が参観される中でしたが、生徒たちはいつも通りの前向きで、協力的な、和やかな雰囲気で、今英語教育で求められている「話す力」を身につけていこうと、とても頑張っていました。先生の1年生から積み上げられてきた地道な授業実践や生徒との信頼関係、そして、どのペアもどのグループも、自分の思いが伝えられ、相手の思いを受け止められる、そんな生徒たち同士のつながりがあるからこそ、学び合う授業が成立すると感じました。
 授業後は、授業反省、中学校区別の小中教員の交流、岐阜大学教育学部英語教育講座、巽徹教授から指導助言、講演を聞き、指導力向上の研修会を行いました。
 
18:15