期末テストも終わり、総体に向けてラストスパートですね。梅雨が終わると本格的な夏が始まり、いっそう暑くなります。熱中症に気を付けて、部活動に励んでください。<熱中症から身を守る4つの心得>
1.「のどがかわいた・・・」と感じる前に水分補給!!「のどがかわいた」と感じたときには、すでに水分が不足している状態です。こまめに水分補給を行い、のどがかわく前に失われた水分を補うことが大切です。練習開始30分前に250~500mlとり、練習中にもコップ1杯程度の水分をこまめに飲みましょう。
2.服装に気を付けよう!!
汗をよく吸い、乾きやすい素材の服装で、帽子をかぶり、運動しましょう。学校には、水筒と一緒に汗ふきタオルを必ず持ってくるようにしましょう。
3.日ごろの体調管理をしっかりしよう!!
睡眠不足であったり朝食を食べなかったり体調が悪かったりすると、熱中症になりやすくなります。毎日しっかり寝て、よく食べて、体調を整えましょう。夜11時までに寝ると、寝ている間に成長ホルモンの分泌によって体の回復が促進され、体の疲れがとれますよ。
4.無理をしない!!
体調がよくないなと思ったら、我慢しないで「SOS」!!すぐに運動をやめて必要な処置をとりましょう。
<6月の過ごし方で熱中症の危険度が変わる?>
本来、むし暑い6月は夏の暑さに耐えるからだ作りの準備期間。からだが暑さに対応していくと ・皮ふの血流量が増えやすい ・塩分の少ないサラサラした汗がでる ・体温が上がりにくい ・水分補給で回復しやすい
→熱中症になりにくい ところが6月からエアコンをガンガン使っていると、からだが暑さに順応していないので、夏に熱中症になりやすい!
からだを暑さに慣らす簡単な方法は ①半身浴で汗をかく ②ウォーキングで汗をかく ③自転車で汗をかく 明峰中学校では、毎日養護教諭が2時間ごとに気温と湿度を測って、職員室の黒板に記入し、熱中症について「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」のレベルを表示し、全職員で確認しあい、体育や部活動の指導において休憩や給水を十分取って気をつけるように注意しています。また、「危険」レベルになれば部活動を中止するか、夏休み等は必ず顧問がついて指導にあたり短時間で終わるようにしています。