昨日午後、講座「ミニチュアのお雛さまを作ろう」を開催し、定員8名の皆さんが参加されました。
講師は、現在「小さな和の世界展」で、ミニチュアのお雛さまと懐かしい昭和のお店や街並みを再現したドールハウスを展示されている、アトリエkinoe-neの岸本加代子さんです。郷土館の職員もお手伝いに入りました。
岸本先生が一人一人に用意された、たくさんの材料が配られて作業開始。
ちりめんの着物に襦袢を付けて、折って、ボンドをつけて、合わせを作り、そでを胴体につけて、お雛さまの着物を作っていきます。
粘土を下から押し込んではかまを作り、頭、髪の毛をつけ、つやを出すためニスを塗ります。
屏風、花、台座を作って、最後に飾りをつけたお雛さまを載せて出来上がりです。
3時間あまりの時間をかけて、ピンセットと裁ちバサミ、ボンドを使っての、非常に細かい作業でしたが、皆さん集中して取り組まれ、岸本先生も一人一人の出来具合を確認しながら、アドバイスや支援をされていました。
最後に、完成した素敵なミニチュアのお雛さまを並べて記念写真、皆さん満足そうにしておられました。お家に持って帰られ、ご家族に披露され飾られることと思います。お疲れさまでした。