昨日と本日、アトリエ平通にて「石こうデッサン教室」を実施し、定員10名の皆さんが参加されました。講師は、郷土館講座で昔からお世話になっている洋画家の塚本龍先生です。
初めに先生から「石こうデッサン」をなぜするのかについてのお話がありました。石こうをそのまま描きうつすのではなく、絵は線ではなく、面を光と陰、明るさと暗さで立体的に表現することが大切で、それが絵画の基本であることを話されました。
参加された皆さんは、絵画を描くことへの向上心を強く持っておられ、2日間とも2時間真摯に取り組まれていました。先生も、自ら手本を示されながら、一人一人に何度も丁寧にアドバイスや指導をされていました。
石こうの様々な面の光と陰を意識されながら、木炭で何度も何度も描いたり消したり、布でたたいたりしながら、立体像を仕上げられていきました。
最後に全員の絵を並べて先生から参加された方の努力に敬意を表されました。
秋の10月20日(木)21日(金)には恒例の講座「秋の郷土館を描く」(定員20名の予定)を実施します。ふるってご参加ください。