郷土館のミューゼレスポアール(美術館)には、川西ゆかりの青木大乗画伯の日本画と平通武男画伯の洋画を常設展示しています。
昨年は「不二の美~青木大乗展」を、今年は5月24日より「平通武男小品展~在りし日のスケッチの旅~」を開催しています。
大阪・能勢に生まれ、戦後川西に住んで日展に作品を発表し続けるなど、昭和から平成にかけて活躍した洋画家 平通武男画伯。
モンマルトル(パリ)
早春 於:大山
小品は、画伯がヨーロッパや日本各地へ画題を求めて旅をした際、携行した小板に書き留めたスケッチで、帰国後、これらを元に大作として完成させた作品で、平成26年に寄贈されたものから35点を展示しています。
ミューゼレスポアール第1展示室は6月28日(日)まで、旧平安邸蔵展示室は8月28日(日)までの開催です。
今回、蔵展示室では、昨年ご親族から寄贈していただいた「海」という作品も初公開しています。