今日は、旧平安家住宅主屋座敷において、
小笠原流礼法関西支部の十河菱眞先生を講師に、講座「生活マナー教室」を開催しました。
十河先生から、最初に小笠原流礼法の「こころとかたち」、和室・洋室の上座・下座、訪問時のマナーについてのお話がありました。
続いて、風呂敷の包み方について、
平包みやいろいろな包み方の見本を見せながら説明され、参加された皆さんも感心されていました。
そして、皆さんも実際に風呂敷を使って包み方を経験されました。また、慶事と弔事の違いに応じた懐紙の折り方の説明もあり、実技も行いました。
ほかにも、玄関でのマナー、茶菓の出し方、いただき方など、様々な場面でのきちんとした礼法をお話されました。
十河先生には、普段の生活で戸惑うことが多いことを、分かりやすく例を示しながら、実技を交えて教えていただき、皆さんも満足されていたように思います。礼法の基本は「うやまいの心」「思いやりの心」「慎む心」。十河先生の言葉がとても心に残りました。