今日は、午前10時より勾玉づくり教室を開催しました。教育委員会社会教育課文化財担当の朝井さんを講師に、4人の文化財ボランティアガイドの皆さんにお手伝いいただいて、小学生12人の子どもたちと保護者の方が参加されました。
初めに、朝井さんから「勾玉ってなあに?」「どうやってつくってたの?」「川西では見つかっているの?」などのお話と、勾玉の作り方の説明があり、作業スタート。
配られた石に鉛筆で勾玉の形を描いて、金やすりで線まで削っていきます。
そして、3種類の紙やすりを順に使って、磨いて磨いて、丸みをつけていきます。石の白い粉がいっぱいたまります。
子どもたちは、保護者の方や朝井さん、ガイドの皆さんに見守られ助けてもらいながら、1時間以上集中して頑張っていました。
最後に、磨いた勾玉を水に付けて布で磨いていくとつやが出てきます。ひもを通すとできあがり。とてもうれしそうでした。できた勾玉を首にかけて見せてくれました。
一生懸命磨いて作った勾玉。今年の夏休みの記念になってくれたらと思います。大切にしてくださいね。
20日より再び緊急事態宣言が発令されるため、22日に予定していた親子工作教室が残念ながら中止になりました。申し込まれていた子どもたちや保護者の方、準備されていた講師の先生には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
コロナ禍の状況が早く落ち着いて、安心して生活や様々な活動ができるようになることを願うばかりです。郷土館の今後のイベントや講座については、ホームページのトップページで随時お知らせしますのでご覧ください。