昨日午後「朗読の会」を開催し、50名ものたくさんの方が参加され、会場のアトリエ平通は満員となりました。朗読者は藤田伊津子さんで、今年で9回目となります。これまでに藤田さんの朗読を聞かれた方、朗読に関わっておられる方も多く参加されました。
今日の朗読の題目は『琥珀』(浅田次郎)、休憩をはさんで『辛夷の花』(堀辰雄)でした。目を閉じて藤田さんの朗読を聞いていると、場面場面の情景、人の表情や動きが目に浮かび、感情を込められた語りから登場人物の思いや心のようすなどがとても伝わってきました。
心に沁みる藤田さんの朗読に、時間もあっという間に過ぎて、参加された皆さんも感動され、拍手を送られていました。