今日は、郷土館講座「朗読の会」が午後1時半より行われ、定員の20名の方が参加されました。
朗読者の藤田伊津子さんが「朗読の楽しさ」そして「美しい調べ」を分かち合い、「日本語の豊かさ」と「その響きの確かさ」が癒しになることを願われて、4つの作品を朗読されました。
「羅生門」(
芥川龍之介作)、「ねずみ花火」「お辞儀」
(向田邦子作「父の詫び状」から)、絵本「会いたくて会いたくて」(室井滋作、長谷川義史絵)。藤田さんの朗読を聞いていると、場面場面の情景や、人の表情や動きが目に浮かんできて、作家の思いがとても伝わってきました。すばらしい朗読に、参加された方も感動されたのではないでしょうか。
来年度は穏やかな日常が戻り、人数制限なくたくさんの方に聴いていただきたいと思います。