本日、旧平安邸で「生活マナー教室」を開催しました。講師は小笠原流礼法 関西支部の十河菱眞さんで、今回のテーマは「冠婚葬祭でのマナー」でした。
前半は葬儀での挨拶やマナー、金子包みや水引、渡し方、焼香の仕方などについて、後半は長寿や帯祝い、七五三、結婚披露宴など祝い事の由来やマナーのポイントについて、分かりやすく、楽しい話を交えながら、見本を見せられお話をされました。
おもてなしの飲用である香煎を一人一人作って飲みながら干菓子をいただく時間もありました。
最後に、皆さんから次々と自分の経験に基づいての質問があり、十河先生が一つ一つ丁寧に答えていかれました。冠婚葬祭でよく分かっていなかったことが分かったり、実際に役に立つためになるお話で、皆さんとても満足されているようでした。
時代とともに冠婚葬祭のあり方も変化していっていますが、「マナーで大切なのは敬いの心、思いやりの心、慎みの心です」とおっしゃっていた十河先生の言葉が心に残りました。