6年生 ロータリー理科教室(出前授業)
今日、6年生は、講師に青柳正也 先生(近畿化学協会 化学技術アドバイザー)を招いて「ロータリー理科教室」の出前授業を受けました。
実験テーマ
「ミネラルウォーターの比較から日本の自然について考えてみよう」
1.実験に使う材料
純水(日本薬局方精製水)
飲料水(A) 飲料水(B)
紅茶ティーバッグ
2.実験
⑴試験管の実験
石けんの泡立ちを調べる
⑵三角フラスコの実験
紅茶の色を比べる
3.実験結果
⑴石けんの泡立ちが良いのは : 飲料水(A)
⑵紅茶の色が濃くなるのは : 飲料水(B)
まとめ
① 飲料水(A)国産の飲料水、 飲料水(B)フランス製飲料水Contrex
② 飲料水に含まれるミネラル成分は国内産と外国産とでは大きく違う。
③ ミネラルを多く含む水を硬水といいあまり含まない水を軟水という。
④ 日本は山脈が多く地下水が豊富である。
⑤ 水質は国内でも地域によって異なる。(沖縄と川西の比較資料より)
⑥ 飲料水(ミネラルウォーター)の栄養成分表から大地を探る手掛かりが得られる。
⑦ 軟らかい水は、洗濯や料理、赤ちゃんが飲むミルクに適している。
1組
2組
子どもたちは理科の実験が好きです。今日の学習で、洗濯や料理(煮豆)には軟水が適していて、飲料水には硬水が適していることなどを知り、飲料水に興味を持った児童が増えたと思います。
また、様々な種類の飲料水(ミネラルウォーター)の栄養成分表から大地を探る学習に発展していくことは少し難しかったと思いますが、進歩する化学技術に触れる機会が持てたことは収穫です。きっと興味を持った児童がいたに違いありません。
この学習を通して理科好きな児童が増えることを願っています。
「ロータリー理科教室」を行ってくださった青柳正也先生をはじめスタッフの皆様、本日はありがとうございました。