毎日、朝のジョギングや戸外遊びの後はクラスで活動をしています。
今日、4歳児うさぎ組がテラスに出て空に手の平を向けていたので、何をしているのかなあと聞いてみると・・・ 「♪てのひらをたいように 透かしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮」の、血潮を見ていました!!
担任の先生に後から話を聞くと、「子どもの時には見えたんだけど、今日、自分の血潮は見えなかった。残念。」とのこと。手の厚みが変わっていたり、皮膚の質が変わったりしているのでしょうか。
子ども達は、クラスで歌っている歌の内容を実感でき、きっとこれからこの歌を歌う時には、太陽に手を透かした今日のことを思い出すのでしょうね。
その後、遊戯室に移動して話し合いをしていました。内容は、「蜘蛛のうたをつくろう」でした。
担任が「蜘蛛のうたをうたえる人いるかな」と聞くと、何人も手を挙げていました。その後、順番に友達の前で自分が考えた蜘蛛のうたをうたっていました。
1年間、クラスでいろいろな活動に取り組む中で、こんな話し合いもできるようになったんだなあと、日々の積み重ねの大切さを再確認しました。
5歳児ぱんだ組は、今日から遊戯室で合奏を始めました。まだ自分の役割を果たすことに精いっぱいですが、少しずつ友達の楽器の音に耳を傾けられるようになってほしいと思います。子どもの感想は、「きょうは全然緊張しなかったけど、お母さんとか見に来たらドキドキすると思う!」とのことでした。
その後、保育室で「きんたくんタイム」をしました。これは、「聞く力をつける」活動で、今までにはしりとりをしたり、順番にお話をつないでつくっていくお話づくりをしたりしてきました。相手の話を聞いていないと遊びが続かないので、必然と聞こうとする気持ちが出てきます。
今日は就学を見据えて、鉛筆をもって活動しました。
CDから順番に動物の名前が聞こえてくるので、その通りに鉛筆を動かします。みんな、集中して取り組む姿が見られました。ひとつ終わると「もっとやりたい!」との声も聞かれたので、楽しんで取り組めたようでした。このように楽しみながら、聞く力をつける活動を続けていきたいと思います。
それぞれのクラスの子どもの実態や発達段階に合わせたクラス活動を今後も工夫して行っていきたいと思います。