教育実習も最終週になりました。当初の授業観察から、実際に授業を行う授業実践となり、その回数も増えてきました。
翌日のプランを担当教諭に事前に説明し、指導やアドバイスを受けてからの授業実践となります。
今日は、算数の授業が行われていました。前に立つ先生がかわると、少し緊張感が出てきますね。
表情からも一生懸命さが伝わってきました。
子どもたちは、課題をつかみ、考え、深め、振り返りで今日の学習の高まりを確認します。
授業の流れはどうだったか。
発問は子どもたちに届いたか。
板書の字は正確で子どもの思考に沿っていたか。
普段、先生たちは、事後に振り返って次に生かし改善していきます。
実習授業でも同じように振り返って確かめていきます。
一般的に、教える意識が強すぎると教師がしゃべりすぎることとなり、子どもたちの思考は停止しがちです。
学びたい意欲を高め、子どもたちの発言を集約させながら課題をうまく解決出来るような、確かな学びへと導く授業を目指したいですね。
これがなかなか難しいために、先生たちはみんな研修したり、教材研究による事前準備をしたりしていきます。
実習も大詰め。学級経営、授業実践、生徒指導等、学校教育の基本的なことを幅広く実際に観察することと、
せっかくなので、その中でも、事前の入念な準備の必要性やそれに至る先生たちの努力など、
教壇舞台の裏側部分もみて学んでほしいと思っています。