川西市立北陵小学校
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2019/10/15

4年盲導犬

| by 校長
 本日3・4校時に4年生が福祉学習の一環として、盲導犬学習を行いました。川西中央ライオンズクラブのご協力を得て、本日は、実際に盲導犬と暮らしている方と盲導犬、兵庫県盲導犬協会の方とPR犬が北陵小に来てくれました。4年生の子どもたちは、家でペット(家族の一員!?)として飼っている人も多く犬には慣れているようですが、盲導犬の役割りについて興味深くお話を聞いていました。実際に障害物を避けて誘導したり(ちゃんと歩く人と障害物の間の距離をあけている)、空いた席の確保の様子を見せていただき、ハンディのある方がそれを感じない生活ができるために、盲導犬がその方の目となり手足となって働く様子、何か月も訓練を重ねてようやく盲導犬となること等、知らなかったことをたくさん学ぶことができました。今後もバリアフリーや自分たちにできることについて考えていきます。
   
学習会後、校長室に寄っていただいた際に、盲導犬にも適性があり、盲導犬の親から遺伝的に適性を受け継いだものしかなれないこと、生後しばらくすると親から引き離され訓練が始まること、人間とも相性があること、言葉の語気の強弱で察することができること、知らない土地に行くとなおさら使命感が強まり先に先に行動しようとすることなど、盲導犬についてあまり知られていないお話を聞くことができました。北陵小の4年生に対しては、返事をしっかりしてくれたこと、いっぱい質問してくれたことなどをうれしく思ってくださいました。最後にこの学習を通して、今後すべての人が住みやすい世の中にしていってほしい、とメッセージをいただきました。
11:49