今日1月17日は阪神・淡路大震災が起きてから25年目になります。全校児童・教職員で地震による避難訓練を行いました。先週のシェイクアウト訓練とあわせて、まず低く、頭を守り、揺れが止まるまで待って、運動場に避難しました。
全員で黙とうをした後、校長から、「命を大切さについて考えよう」「亡くなった方々のことを忘れないようにしよう」「今、生きていることの喜びを感じよう」という話がありました。
事前に防災について学習してから今日の訓練をむかえていますが、それぞれのクラスに戻ってもう一度防災について考えます。
児童たちは「お(おさない)・は(はしらない)・し(しゃべらない)・も(もどらない)」を守って、速やかに非難することができました。
給食献立は「牛乳」「おむすびーごはん、焼きのり、うめぼし」「豚汁」「切干大根の煮物」です。
阪神淡路大震災が起こった後、避難所で人々の命をつないだ食べ物は「おむすび」だったといわれています。ごはんをおむすびにする食文化が災害時に役立ちました。
この震災での経験をきっかけとして、食べ物やお米の大切さ、ボランティアの人々の善意を忘れないために、兵庫県から「おいしいごはんを食べよう県民運動」がはじまり、全国に広まりました。そして1月17日は「おむすびの日」と定められました。
焼きのりやうめぼしはおむすびを作る材料として使われますし、豚汁は「炊き出し」で作られることの多い、あたたかい汁物です。保存食である切干大根と干ししいたも使っています。
梅干は殺菌作用があり食べ物を腐りにくくするため昔からおむすびによく使われてきました。また、体の疲れをとる働きもあり、「一日一粒で医者いらず」とも言われます。
この機会において毎日の食事をいただけることに感謝の気持ちをもって食べてください。