子ども達は、遊びや生活の中で「すごい！ふしぎ！」「なんでだろう？どうして？」と感動したり、いろいろな発見や気付きをしたりしています。友達の言葉に耳を傾けたり、一緒に考えたり、調べたり、イメージを膨らませたりしながら会話を楽しんでいます。知的好奇心が揺さぶられるような体験を大切にしていきたいと思います。裏の畑に水やりに行ったり、花壇の土づくりのお手伝いをしたりしていると、いろいろな素敵な出会いがありました。
　

　「見て、ここにお花咲いてる。アジサイだ」「この色きれい」「きれいだね。〇〇ちゃんにも教えてあげよう」と、裏の畑に水やりに行った時に、子ども達が発見。これは“がくアジサイ”です。
　

　花壇の土づくりを手伝っていると「なんかの幼虫見付けた」「なに？カブトムシの幼虫かなぁ？」と話しています。確かめようと、いろいろな友達や先生の所に持っていって見せて聞いています。これは“ネキリ虫”の幼虫でした。飼育するようです。
　

「うわぁ、ここにおっきなミミズがいるー」その言葉を聞いた５歳児女児がやってきて、臆せず素手で触って、年下の友達に見せながら話をしています。５歳児女児「ミミズ、触ってみる？かわいいよ」４歳児男児「えっ。すごいなぁ。ミミズ持ってる」「めっちゃおっきいなぁこのミミズ。王様ミミズちがうか？」
　

「ここの板の裏にいっぱいダンゴムシいるよ」「うわっ。本当だ。本当にジメっとしたところにいるんだな」「紙コップに入れたら、ダンゴムシさんねぇ、お相撲しているわ。見て」などその場にいる友達と知っていること、思ったこと、感じたことを話しています。

　

「うわぁ～これ、見たことあるわ、前に。かたつむりじゃなくて、、」「なんだったっけ」殻を背負ってかたつむりのように、動いているのをじっと観察しています。
　

「あっ、毎日水やりしたからイチゴが赤くなった。もう食べられそう。とってもいい？」→この日の午後「大変。イチゴが食べられてるぞ」「あっ。本当だ。どうして？」「誰？食べたのは～？」子ども達が、順々に見ていた赤くなったイチゴ。子ども達にとっては、不思議な大事件？だったようです。・・・実はカラスが近くにやってきていたようなんです。