今日から2年生は、恒例のトライやる・ウィークに取り組みます。
トライやる・ウィークは『職業体験活動』ではありません。その本質は『地域に学ぶ』活動です。
阪神・淡路大震災、神戸市須磨区で発生した小学生連続殺傷事件を受け、心の教育をめざして兵庫県教育委員会が始めた活動です。地域の皆さんとの触れ合いを通して、自分自身を見つける活動です。その手段として、職業体験、福祉体験、ボランティア体験に取り組みます。 トライやる・ウィークの目的は、“5つの知る”をめざしています。
①「自分を知る機会」
体験活動をとおして、自分の新たな可能性や自分の未熟さなどを知ることができます。
②「社会を知る機会」
社会が人々の努力や苦労によって支えられていることを知ることができます。
③「共に生きることを知る機会」
社会には、人に対する気遣いや優しさが不可欠であることを知ることができます。
④「親の苦労を知る機会」
日々、働く親の苦労を知り、あらためて感謝する機会になります。
⑤「中学生を知ってもらう機会」
未熟ながらも一生懸命生きる中学生の姿を、地域の方々に知ってもらうことができます。
生徒たちが、自分の生き方を見つける体験にしてくれることを願います。
1週間、地域の皆様には大変お世話になります。よろしくお願いいたします。